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メンタル・マインドセット

名人に学ぶ思考性

名人に学ぶ思考性

 

名人、羽生善治。僕らの世代で言ったら

間違いなく、稀代一の実力棋士だと思います。

今でこそ藤井聡太君がもてはやされていますが、

当時の羽生さんの強さは圧巻過ぎでした^^

 

全く将棋をやっていない人にも

将棋というモノを身近にするきっかけを

大いにくれた功労者でもあると思います。

 

さて、そんな天才を言われた羽生さんの思考性を

紐解いたこの一冊。かなり興味深く奥深い

内容が盛りだくさん。経営者になりたい、起業家

として独立したい。そう考えているあなたに

とってはぴったりな一冊だと思います。

 

決断力がテーマなこの一冊。その決断力を

高める、身に付けるためのエッセンスがかなり

事細かに、シーンを踏まえて伝えてくれているので

分かりやすかったです。

 

例えば『大局観』を読むことの重要性。

将棋は先手の初手から最後、投了するまでが

大局になるわけですが、それには当然流れがあります。

一進一退の攻防が続くときもあれば、

一方的な展開になることも。

 

特に将棋は、『何手先まで』読んでいるのか?

ここが良く言われるそうです。僕も当然羽生さんクラスの

天才であれば投了の局面まで読んでいるのかなと

思っていたのですが、そうではないと書かれていてビックリ。

 

読んでいないわけじゃないし、読めないわけでも

ないみたいです。ただ、その局面局面で

流れが変わる、変えるポイントを見極めていく。

その中で何が最前になるのか?勇気をもって決断

することが重要だと。

 

しかも、多くの方が決断できないことに

「失敗したらどうしよう」「負けたらどうしよう」

という思考性が働くと思います。本書の中で

羽生さんもおっしゃっていたのが、

『実際にやってみて失敗と成功を繰り返して見えるものがある』

 

という事。羽生さんクラスでさえ、決断をする

時に迷いがあることもあるそうです(;^_^A

これは結構意外だと思いませんか?でもそれが

普通なんです。そんな中でもベストを尽くす。

勝利に向かって最善の1手を打つ。

 

その積み重ねが自信となり、決断力を

身に付けることになったんじゃないかなと。

それもきっと、羽生さんが将棋が凄い好きで楽しくて、

勝ちたい、強くなりたい、と思い描く目標が

あったからなんじゃないかなと思います。

 

結局はそっちの在り方の方が大事なんだなと

感じました^^

在り方の見つけ方、磨き方については

僕のline@でお伝えしていきますので

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小松稔

 

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