成功者の告白～神田正典～

 

 

恐らく、個人で言えば日本でも間違いなく

トップに入るマーケッター、コピーライターで

ある神田昌典さんの自伝的ストーリーである

本作は、感情移入なくして語れない作品です。

 

神田さんと言えば、これ以外に非常に

有名な著書を沢山書かれています。

（多すぎるので割愛(笑)

 

そんな中でも本作は彼の個人的な

ストーリーに重ね合わせて書かれているのですが、

僕はこの本を読んで感じたことは、

『起業家、事業家たるモノ、犠牲とリスクを払うべき』

ということです。

 

犠牲とリスクと言うと、少しマスト（must）な

感じが出てしまうのですが、大事なポイントは、

【必然的努力】と言う事でしょうか。

 

例えばもしあなたが、フリーランスとして独立し、

月収100万円以上を取りたい。そう思っているとしたら、

はたしてどれほどの「努力」をするでしょうか？

月収100万円を稼ぐだけの努力とは、どの程度の

努力だと思いますか？

 

今の日本では、月収100万円を稼ぐ人は

人口の3％弱と言われています。労働人口の

比率で考えてると、相当少ないですよね。

恐らくあなたの会社にも、事業部長や役員、

社長クラスの人たちのみでしょう。

 

中小零細企業であれば、ほぼあなたの

身近にはいないのではないでしょうか。

では、そうした人たちが、いったいどれだけ苦労して、

葛藤して、困難に立ち向かい、チャレンジを

しているでしょうか？

 

あなたもどこかで、「これくらいでいいや」とか、

「ここまでやれば大丈夫だろう」みたいな感覚で、

自分のビジネス、仕事に取り組んでいませんか？

どこかで妥協していませんか？

 

上手く行っている人は、一切の妥協はしていません。

必ず最後までやり切る。掲げた目標を絶対に

達成するんだという気概で物事にチャレンジしています。

 

当然そうなると、犠牲にするものも出てきますよね。

例えば一個人で言ったら「余暇｝などがそれに当たりますよね。

もちろん、息抜きは必要です。するなと言っているわけじゃないです。

 

ただ、神田さんのように成功している人は、

見えない所で人の何倍も。それこそ「数十倍」はやっている、

努力しているんだなという印象です。

 

もちろん中には一発屋的に当たる人もいますが、

そんな人でもどこかで下積みをしていたり、スキルを

磨くための努力を怠っていないはずです。

 

僕自身もこの本を読んでいて、まだまだ自分にくそ甘い

部分があるなと、痛感させられました。

まだまだ全然やれてないなと。もっとやれるなと。

 

人は人に厳しくすることは簡単です。でも

自分を律することが最も難しいと思います。

あなたも思い当たる節、ありませんか？

 

僕は結構ありますよ。それで結局自己嫌悪に

陥ったりしてしまうことも意外とあります。

 

そんな時はどうするのか？先にも書いたのですが

【個人としてのミッション】【やる理】を明確にし、

強化することだと思います。

 

今この行為が自分の未来に成長につながっているんだ。

今この課題がクリアできれば、より沢山の人に影響を

与えることができるんだ。それこそ、お金も時間も

手に入るんだ。

 

そうしたワクワクする未来イメージを持てるかどうか。

それがポイントですね。もし出てこないなら、

きっちり時間を確保して、そうした「思い」を明確に

そして強くしましょう。

 

僕自身、最近久しぶりにメンタルがへこんてしまい、

全然パフォーマンスが出ませんでした。つい目の前の

成果と結果にフォーカスをしすぎてしまい、大事なモノを

見失いかけてたように思います。

 

そもそも、あなたは何のために起業や独立を

したいと思っているのですが？

 

・お金が欲しい

・時間が欲しい

・好きなことをやりたい

 

何でもいいと思うのですが、その思いを深く、

そして強くする努力をして欲しいなと思います。

 

どんな困難が目の前に来て、くじけそうになっても、

最終最後に頼れるのはその『想い』になります。

 

もしそんな思いを明確にしたい、触れたいという事であれば

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小松稔