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日々の出来事

豊かさを再定義する

豊かさを再定義する

あなたにとって 豊かさ とは、何でしょうか??

非常に抽象的な言葉ではありますが、それを

あなたがどう解釈しているのか?が全てあなたの

目の前の現実を創り出します。

 

今日は僕なりに最近感じている『 豊かさ 』を

再定義したいと思います。

 

Contents

1.お金があれば豊かなのか?

現代資本社会において、『お金』は非常に重要な要素の

一つだと思います。お金があることでご飯は食べられる。

欲しいモノは買える。娯楽を楽しむ。投資する。

など、切り離すことが出来ない要素ですよね。

とは言え、ブロックチェーンや仮想通貨が台頭し始めたこと

により、その様相も大きく変わり始めてきています。

 

中国でも『信用でモノを買う』仕組みができはじめ、

運用が開始されたりしていて、この先の未来『お金』その

ものがどうなるのか?僕らにも正直分からない時代が

目前に迫ってきています。

 

今の時代であれば、確かにお金はあった方が

『便利』だと思います。選択の幅も当然広がるし、

持っていないことで出来ないことも増えるからです。

ただ、僕は『お金=豊かさ』ではないと思っています。

 

後述もしますが、お金を使うことによって得られる

体験、経験。そこで感じられる『 感情 』こそが豊かさであると思います。

 

2.雇われないから豊かなのか?

最近は国もこぞって「働き方改革」をすすめていることもあり、

好きなことを仕事にしよう」という風潮が強いように思います。

(僕も4年前からフリーランスとして仕事してます)

僕はこれ自体は非常に良い流れ、風潮だと思っていて

もっと推奨して良いと思います。

 

とは言え、そこに至るまでのプロセスには問題があると思っています。

実際、企業にいる人でも使命感を持っていたり、

コミットをして事業に従事している人はいると思います。

安易に「会社が合わない」「人間関係が嫌だからやめよう」

「スキルが足りないから」「休みが少ないから」などといった

条件面などにおいて、ないものねだりをする中でフリーランスになるのは危険です。

 

そうした状態で独立したとしても、 絶対にうまくいかない 

断言できます。これは僕も今まで沢山の独立したいという方の

相談にのりました。そして実際にしている人も見てきました。

そうした背景にある人はほぼほぼ十中八九独立しない。

もしくはしたとしても常に集客の不安。スキルの不安。

時間の不安。など、常に多くの不安やストレスを感じています。

 

3.自由な時間があるから豊かなのか?

誰でも自由な時間が欲しいと思っていると思います。

各言う僕も、かつての会社員時代は自由な時間が欲しいと思っていました。

旅行に行く休みが欲しい。遊びに行く時間が欲しい。

デートする時間が欲しい。勉強する時間が欲しい。

 

時間があれば、という「たられば症候群」に

なってたのは事実です。ただ、フリーランスになって

自由な時間を手にして思うのは、「やることは

沢山ある」ということです。むしろ会社員時代よりもやることが

沢山あり、一見すると時間は無くなっていると思います。

 

会社員時代は8時間しか働いていませんでしたが、

今はそれ以上働く日も普通にあります(笑)

それでも全然忙しさは感じていないですし、むしろ

以前よりも有意義に毎日を過ごせている実感があります。

 

結論『毎日“感じられるか”どうか』

お金があっても豊かじゃない人もいます

自由な働き方をしていても豊かじゃない人もいます

時間があっても豊かじゃない人もいます。

じゃあ結局“豊かさ”って何なの?

 

僕が思うのは、 毎日を感じられるかどうか 

感情豊かに、喜怒哀楽を感じられるかどうか。

心が日々動くかどうかだと思います。

 

無味乾燥に、それこそロボットのように自分の

感情を無視した生き方をしていると、それは『死』と

同じだと思います。

 

ともすれば、現代人の多くはロボットのように

日々自分の感情を押し殺し、楽しさも、悔しさも、

悲しさも、嬉しさも。感情を感じることなく過ごしている

んじゃないかなと思います。

 

だから一時の刺激や興奮を求めて旅行に行ってみたり、

資格の勉強を始めてみたり、友達と飲みに行ったり。

一瞬だけ、そうした現実を忘れられるような逃避行

に走るのではないかなと思います。

 

※なぜそうなったのか?「日本の高度経済成長システムの弊害」

それは日本の高度経済成長システムの弊害だと思っています。

大量生産大量消費。終身雇用に学歴社会。

それこを日本という国を成長させるために、

最大効率を考えた教育と雇用システムが日本のこれまでを創り上げました。

 

かつては全員が同じように進学し、同じように

就職をし、同じように働くという価値観が正解でした。

結婚をし、車を買い、家を買い。子供を同じように

育てて進学をさせる。手に職を身に付けたほうが役に立つ

とし、様々な資格を取らせる。

 

その名残が今も根強く日本の教育と

社会のシステムに残っています。そうしたシステムは

兵隊』を作るのに非常に適しています。つまりは

『考えなくて良い』『感じなくて良い』人材を作ること。

それに最適化されているシステムなのです。

 

ですから今の日本の多くの会社は

「いいから黙ってやれ」システムを未だに

指導する上司がいると思います。

上の意見が絶対。親の言う通り、期待や希望通り

の進路、資格を取得する。その方が安心だから。

 

※変化に弱い人間の心理

日本はこの「 安全、安心 」という価値観が

強く残っていると思います。閉鎖された国である以上、

攻めるよりも守ることに専念をしてきたから仕方のない

部分もあると思います。

 

とは言え、人間の根源であるその欲求に縛られすぎて

しまい、冒険をしない。変化しない。迎合してしまう。

そのことがより考えない、感じない価値観を作ったんだと思います。

 

何気ない毎日を“感じてみる”

じゃあどうすればいいのか?何気ない日々の出来事に

目をむけ、それを感じてみることがリハビリの第一歩です^^

ほんのちょっとしたことでもいいと思います。

 

こんな事を感じてみては?
朝ちゃんと起きることが出来た
一本早い電車に乗れた
レシートがぞろ目で並んだ
お昼ご飯を並ばずに食べられた
ありがとうと言われた

 

そんな小さなことに喜んでみたり、

幸せを感じてみるといいと思います^^

実際↑に書いたのは僕の最近感じたことです(笑)

 

こうした幸せの沸点を意図的に下げられる

ようになると、毎日のどんなことでも、

もちろん嫌なことも、感じられるようになります。

 

※嫌なことを感じることは僕は必要だと思います。

嫌なことに気付く、感じないと良い、好きも感じられない

と思っているからです。相反するからこそですね。

 

そうやって喜怒哀楽を感じられることこそが

豊かさなんじゃないかなと思います。

 

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